爪水虫のレーザー治療

これからの爪水虫治療に大きく期待されているレーザー治療。現在はまだ導入段階ですが、多くのメリットがあります。飲み薬と使った治療方法とどちらが効くのでしょうか?今の問題点は何があるでしょうか?

 

爪水虫のレーザー治療とは?

爪水虫のレーザー治療には、YAG(ヤグ)レーザーという種類のレーザーを使用します。全ての爪水虫に適応できる治療法で、爪の外から指1本ずつに照射していきます。爪水虫になっている指だけで通常の爪には照射しません。

 

爪表面から7〜8ミリの深さまで到達させることができ、レーザーの熱で水虫菌を蒸散させます。新しく伸びてくる爪は健康的で綺麗な爪なので、段々と見た目の悪い爪が前に押し出され、やがて綺麗な爪だけになります。爪が厚くなっていても、少し削ってからレーザーを照射することで治療を開始することができます。

 

欧米ではレーザーによる爪水虫の治療は認可された治療法ですが、日本国内ではまだ認可されていないので、治療費は保険が適用されず実費になります(2016年現在)。その為、受診する皮膚科によって治療費に大きな差が出ています。

 

レーザー治療を実施している病院はまだ少ない

認知度が低いのは、保険適用外のため、保険医療を主とする医師にレーザー治療の有効性が伝わっていないか、又は敬遠してしまっているためだと思います。日本では爪水虫のレーザー治療は始まったばかりなので、安全性や経過を見ているのではないかと思います。

 

レーザーの治療時間と期間

レーザーの治療時間は、受診する皮膚科によって説明に違いがありますが、指1本につき1分くらいがレーザーの照射時間です。レーザー照射時間以外にクーリングの時間なども含めると、1回の治療時間は10分〜30分くらいが目安となります。

 

通院は1ケ月に1回(4週で1回)が多いです。爪水虫の状態によりますが、3回〜6回レーザーを照射し、その後6カ月〜12カ月くらい様子を見ていくことになります。

 

爪水虫は1回治療を始めたら、とことん治療しないと振り出しに戻ることもあります。自分の目で治ったと思っても、主治医の先生の診断を受けるようにしましょう。

 

皮膚の水虫が長引いたり繰り返す原因は、表面上治ったように見えた時に、治療をやめてしまうからです。実際は皮膚の奥で水虫菌はまだ生きているのです。

 

爪水虫は治療に時間を要しますので、無駄な時間にしてしまわないように完治するまで病院で検査を受けるようにしましょう。

 

レーザー治療が選ばれている理由

 

爪水虫の飲み薬を服用することができない方は塗り薬で対応することになりますが、完治できる確率が低かったり、治療できないタイプの爪水虫もあります。そういった場合にレーザーは非常に有効で、この治療法が選択されます。

 

飲み薬での治療ができる方でも、肝臓への副作用が心配され、胃腸障害が起きる可能性もあります。飲み薬を使う場合は、血液検査を行い副作用が出ていないかの確認はしていきますが、血液検査自体の負担や、今は大丈夫でも将来的に副作用がでるのではないかという心配もあるため、レーザー治療を選ぶ人も増えているのではないかと思います。

 

レーザー治療と言えど、爪水虫に100%の効果があるわけではありません。有効率は75%〜85%程度です。これは飲み薬による爪水虫治療と同程度の高い有効率となっています。副作用や検査費用の心配がない分、レーザー治療がこれからも注目されていくのは間違いありません。

 

 

レーザー治療のメリットとデメリット

爪水虫の治療にレーザー治療を選択するメリットとデメリットをまとめました。

レーザー治療のメリット

  • 通院は3〜4週に1回で負担が少ない
  • 血液検査不要
  • 副作用がなく体に優しい
  • 授乳中でも治療が可能
  • 妊婦の方や皮膚がんの方も治療できる(要相談)
  • 飲み薬と同程度の有効率

レーザー治療のデメリット

  • 健康保険が適用されず費用が高い
  • 飲み薬と同程度の有効率
  • 治療できる皮膚科が少ない

 

メリット  

レーザー治療を導入している皮膚科の病院やクリニックはまだ少ないですが、メリットは多いと思います。通院や血液検査などの患者の肉体的負担が少ないのもメリットです。飲み薬での治療のように副作用の心配もなく、また授乳中の方を始め、妊婦の方でも治療を受けることができるそうです。

 

デメリット  

内服治療と同程度の有効率ですが、一方では費用にバラつきがあり、保険がきかないため実費になってしまいます。後述しますが、治療費は施設によって大きく違いがあり、高い費用を払っても内服治療と同程度の有効率しかないという見方もできます。

 

レーザー治療にかかる費用

2016年現在、レーザー治療は保険の適用がないため自由診療となります。皮膚科によって費用が大きく異なります。

皮膚科A
1指3,000円、2指5,000円、3〜5指7,000円、6指以上10,000円

皮膚科B
初回1指50,000円、1指追加につき5,000円プラス、2回目以降は治療する指の本数に限らず20,000円

皮膚科C
両足(10指)で1回30,000円

皮膚科D
初回は親指1本10,000円、親指以外1本5,000円。2回目以降は親指1本5,000円、親指以外1本2,500円

皮膚科E
親指1本4,000円、他の指は1本につき3,000円、10本の場合は20,000円。前回治療から2カ月以内かつ5回目以降の場合50%OFF

皮膚科F
基本料金8,000円 爪1本につき2,000円プラス

皮膚科G
親指1本2,500円、他の指は1本につき1,500円

このように皮膚科によって料金設定は大きく異なります。治療する指の本数が多いと割引になったり、継続治療の場合は割引になったりする皮膚科もあります。面積の大きい親指と他の指で費用が違ったり・・・
担当医師と治療費の確認をしっかりしておかないと、後でトラブルになり兼ねませんのでよく相談してから決めることが重要です。

 

レーザーと飲み薬はどちらが効く?問題点は?

レーザー治療はメリットが多く、今後の爪水虫にも期待できる治療だと思います。飲み薬と同程度の治療効果も期待できます。問題点と今後の課題は、レーザー治療を受けることができる皮膚科やクリニックが少ないので、今後増えていくかと価格の違いです。

 

現在は治療を受ける病院によって価格に大きなばらつきがあるので、もっと安心して治療を受けることができる価格になってほしいですね。そして、保険が適用されるようになり、爪水虫に悩む多くの人を救ってほしいと思います。

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