爪水虫だと思っていたら
爪水虫だと思ってケアしていたのに、ちっとも良くならない。
もしかしたらそれは爪乾癬かもしれませんね。
これが爪乾癬の一例です。
引用:日本皮膚科学会
専門家でも水虫菌に感染していないかどうかを検査して確かめます。
私達一般人では判断できませんね。
爪水虫にそっくりな爪乾癬とは?
乾癬(かんせん)という病気、聞き慣れない名前ですよね。
乾癬になると、皮膚が硬くなり、白く粉をふいたような症状が出ます。
原因はまだ完全に解明されているわけではなく、難病に指定されるくらい治療が難しい病気となっています。
日本での乾癬の患者数は約10万人と極めて少ない発症率です。
乾癬と水虫の大きな違いは、感染するかしないかです。
水虫は白癬菌というカビが原因で感染します。
一方の乾癬は患部が拡がることはありますが、感染することはありません。
※乾癬(かんせん)、感染(かんせん)が入り混じり、読みにくくなり申し訳ありません。
乾癬は足以外にできることが多く、頭や肘・膝によく見られますが、足にできることもあります。
足に出来た場合は水虫と間違われるくらいよく似ています。
乾癬が足の爪にできると爪乾癬と呼ばれます。
その多くは、爪乾癬から始まるのではなく、皮膚に症状が現れる尋常性乾癬が先に発症します。
それが爪にまで拡がってしまい爪乾癬になります。
爪乾癬の見ためは点状のへこみが特徴的ですが、それ以外にも爪が白濁するなど爪水虫に非常によく似ているので、爪水虫と間違われるのです。
感染するかしないかということは白癬菌(水虫菌)やその他の菌がいるかいないかということです。
皮膚科の顕微鏡検査で水虫菌(白癬菌)が見つかれば爪水虫ですし、見つからなければ爪乾癬の可能性が高まり、最終的に医師が判断をします。
爪乾癬には水虫の薬は効果がないので使わないようにしましょう。